2012年5月15日火曜日

田母神俊雄元航空幕僚長の話

頑張れ日本!全国行動委員会の講演会を聞きに行きました。
田母神氏の話は興味深かったです。

多くの話を伺いましたが、一つだけ紹介します。

「現在の戦闘機、ミサイル、護衛艦などの兵器や軍備の重要な部分はソフトウェアであるため、ソフトの中に組まれる重要な部分に開発者の意向が反映されている。メインテナンスもすべて開発した国(つまり購入先)に依存することになる。極端なことを言えば例えば、5年後に不具合を生じさせるようにプログラムすることも可能である。

アメリカから購入している戦闘機はブラックボックスを積んでいるため、いつまで購入し続けても日本にノウハウが伝わることがない。買い続けるだけである。(イギリスのユーロファイターは期限を決めてブラックボックスを公開する設定になっていた)
戦闘機などはどのようなかたちであっても自国で一から作れるようにしていくべきであった。・・・」

今から25年以上前のこと(古い)、人工衛星の国産ロケット開発について調べていたとき、こうしたデュアルテクノロジー産業の重要性を痛いほど耳にしていたことを思い返しました。

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