2012年6月29日金曜日

総理官邸

勉強会に参加したときに、ちかくの総理官邸を視察する機会を得ました。ここは、TVにでる会見場所、入室するのにカードチェックがあり、ドアの鍵がオートロックでかかります。

後ろのビロードのカーテンは全部で3色。総理の会見の場合は赤または青のカーテンを使うそうです。

消費税の衆議院可決をめぐり新党結成・離党を検討している小沢氏と興石幹事長の会談があってマスコミが騒いでいたようです。

政局よりも大事なこと。消費税導入後の社会保障制度を持続可能なものにするため、世代間格差をなくすため、「まじめに働く人」にとって秩序を守るため、社会の公平性を守るため、どのような姿にするのか、きちんと議論してほしいと思います。デフレ脱却に向けた施策を打ち出してほしいです。
国会議員の皆さんには、やるべきことに向かって前を見て進んでいくことを希望します。この国の未来をどうするのか、それ以外のことを、今は考えないでほしいと願います。

市長にとっての頼りは市民

行政改革を速いテンポで推進した市長を招いた勉強会に参加しました。

市民の市政への参加を進める様々な方法を試みました.構想日本にアドバイスいただきながら、市民にも参加しておこなわれた事業仕訳では5000万円程度の事業が仕分けらたそうです。

市保有の市民センターや公民館、児童館などの活用状況を把握し、統合してスリム化を図る。市民に一番近い市民センターに有能な若手を配置し、最先端で市民のニーズを把握するとともに市の様々な実務の展開を目の当たりにしてもらうなど。。。

市長のテンポの速さに一番抵抗をしたのは、市役所の職員(一部)であったようです。

人が基本、働く人のやる気と行動が組織を飛躍させます。民間でしたら社員次第で業績悪化。社員も業績次第で、降格、給与削減など、仕事の評価が生活に直結します。そういった仕組とは別の次元で仕事をしていると危機感が薄くなります。市長の危機意識を職員に共有してもらい、わがことのように改革してもらうことが、とても難しいことだった。。。市民のためになる改革が、必ずしも職員に受け入れらるわけではない、市長の孤独を感じました。

市民がしっかりと、市長の頑張りを応援しないと。。。

2012年6月27日水曜日

中小企業憲章制定1周年記念シンポジウム

産業技術センターで行われたシンポジウムを聞きに出かけました。坂本光司法政大学大学院教授の「日本で一番大切にしたい会社に学ぶ」と題した講演がありました。

人を大切にする、景気・流行を追わない、価格競争をしない、ぬくもりのある家族経営、社会貢献をする、人材の確保・育成を怠らない、業績や成長ではなく継続・正義を重視、自己資本比率を重視、など。

納得したり、理想だと感じたり、様々な思いがよぎりました。

高崎の山岸製作所の人材育成の事例はとてもよかったです。全員参加型経営で元気の出るお話でした。

2012年6月26日火曜日

コマツ会長のダントツ経営

25日、「日本国籍グローバル企業に自信あり、代を重ねるごとに強くなる企業を目指そう」と題して、コマツ会長坂根正弘氏の講演がありました。

売上1兆9800万円、営業利益2563億円になったコマツ会長の世界の変化、経営方針、について多くの興味深い話がありました。

内容概略は以下。
日本国籍でもグローバル企業として十分やっていける方法として、リーダーの着眼大局が大切であり、中堅層が気概を持って仕事に臨む姿勢が必要と話していました。

技術で勝ち、ビジネスで負けてはいけない。そのためには、コマツでなければダメだと顧客に思われるくらいのモノとサービスを提供することに力を入れたそうです。

20年~30年先はアジアを中心とした新興国への投資の時代、50年~100年先は世界中が都市化率を高めていく。特に、中国とインドである(中国は水不足がネック)、。世界で高齢化が進むのは日本に遅れること40年後であることを考えて日本の企業の世界の中間層をターゲットにしていかねばならない。。。と

2012年6月25日月曜日

群馬のエネルギー

6月23日に水上で群馬のエネルギー「電源群馬の復活」と題して、講演会がありました。群馬大学の宝田恭之教授の基調講演とパネルディスカッション。

再生可能エネルギーや新エネルギーの研究開発をしても、エネルギー効率を高める努力をしても、2050年に二酸化炭素半減は無理である。
田で研究開発の努力を続ける必要があるが、同時に社会構造の変革に取り組むべきという趣旨でした。現在の大量生産大量消費型社会は、あまりにも分散化しすぎて、社会もコミュニケーションがとれなくなっている。コミュニケーション型、本物志向、潤いの時間と空間を大事にする社会に変えていくべきである。

地域力による脱温暖化社会を未来の街づくりに取り組んでいる。桐生の9人の時速19キロのEコミバスを走らせる試みを始めるそうです。


パネルディスカッションでは群馬の電力自給率が昭和44年で100%、平成22年では22%という話が出ました。再生可能エネルギーを増やしていくのは100年以上の計画で行うべきだであろうとの話も出ました。





2012年6月20日水曜日

前橋長瀞線バイパス開通

前橋長瀞線バイパス藤岡工区が開通しました。
昨日の台風で今朝の開通式が心配されましたが、晴天・暑い・・・よい天気でした。

かつて住宅が立ち並んでいた場所であったとのこと、多くの地権者の方々が式典に参加していました。



道路や橋などを計画し、事業の始まりの部分で力を注いだ人が、完成の時に立ち会うのは難しいといわれています。完成までに2,30年いやそれ以上かかるものだから、ということです。

そこに居合わせるという、偶然のなかに、過去の多くの人の思いを感じるのです。

2012年6月15日金曜日

幸せの源は感謝である 笑う門から福来る

加瀬 英明氏の「幸せの源は感謝である 笑う門から福来る」からの抜粋です。

 ・・・・・(略)・・インドの聖者のシュリシュリ・ラビ・シャンカール師の挨拶・・
「赤児は1日平均して400回、心から笑います。それが、高校生になると 1回か、2回になってしまいます。社会人になると、日に1回も、心か ら笑うことができなくなります。
人類は私たちが心から微笑み、笑うことができなくなってしまったので、 不幸になりました」・・・

 ・・・・・(略)・・ブータンはヒマラヤ山脈にある、人口70万人の小国である。ブータンは物質的な国民総生産(GNP)に代えて、心の国民総幸福度──グロス・ナショナル・ハピネス(GNH)を指標として採用したことによって、知られている。
ところが、ブータンでは国民総幸福度を導入するようになってから、自 殺者が増えるようになっている。これは、人が幸せになりたいと思うと、... かえって不幸になることを教えている。幸せを求めるためには、現状に 不満をいだいていることが、前提になる。・・・(略)・・・

・・・(略)・・・私は数年前から、人は幸せを求めてはならないと、講演してきた。人は 幸せになりたいと願うほど、不幸になる。 日本では、戦後の高度経済成長が始まるまでは、人々が幸せを求めるよりも、日々の暮らしのなかで、家族、勤務先、世間や、自然、神仏に感 謝したものだった。人は与えられた状況に感謝すれば、結果として幸せ になる。・・・・(後半略)


 もっと長いのですが、、幸せは求めるとかえって不幸になり、感謝することに幸せがある、ということ。私もそう思いました。

地方分権と道州制

1,2期の政策研究会主催の地方分権と道州制勉強会には大勢の方が来てくださいました。講師は久世公堯元参議院議員です。

道州制の目的は、人口減少社会・少子高齢化社会への対応、地域経済力の強化、国際競争力の強化のために、国の在り方を抜本的に見直し、新しい統治機構の構築が必要であるというものです。

群馬県は明治206あった市町村が、196に、昭和の大合併で72、平成の大合併で35となりました。経過的に、確実に合併を進めているようです。

道州制の案では、「北関東」(茨城、栃木、群馬)に新潟が加わったり、埼玉が加わるなどの区割り案があります。


2012年6月14日木曜日

渡良瀬遊水地のラムサール条約登録

渡良瀬遊水地がラムサール条約に正式に登録され、7月に授与式が行われます。自民党の歴史遺産議員連盟が勉強会を6日行いました。

ラムサール条約とは、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」が正式名称です。人工のものでも、天然のものでもかまいません。

日本に、現在37か所あります。

渡良瀬遊水地が自然・文化的資源として、また、観光資源として期待されます。

北朝鮮脱北者の証言

自民党の県議団研修会で、北朝鮮脱北者をお招きし、話を聴く機会を得ました。

2年前に日本に来た男性は、教師として正式な仕事についていても、食糧が買えず、生きていくことが難しい。配給された食料では足りない。捕まったら死を覚悟して両親と脱北したとの話をしてくれました。

女性は高校3年生の時に帰国事業で北朝鮮に渡り、10年に脱北しました。沢山の餓死者や人権侵害の様子、少なくとも日本に帰りたがっている1800人の日本人妻・夫や6000人の日本人家族を帰国を訴えました。

認定NPO北朝鮮難民救援基金は、北朝鮮にいる日本人・在日朝鮮人9万3千人のうちの脱北を望む人たちに「生きる自由を保障してあげたい」。
脱北した難民を不法入国者・滞在者として、北朝鮮に強制送還している中国が、強化月間を作って脱北者を一軒一軒捜索する様子など話してくださいました。

強制収容所ともいうべき、全巨里教化所の絵を交えての報告書は、まるでこの世ではない恐ろしい様子でした。

県議会もこれまで、「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書」を提出してきました。


2012年6月12日火曜日

ウズベキスタン文化・芸術ウィーク

県庁でウズベキスタンの絵画、陶器、写真、民族衣装などの展示をしています。
小畑紘一元在ウズベキスタン特命全権日本大使の講演会もありました。



2012年6月10日日曜日

高崎渋川線バイパス2期工区開通式

高崎渋川線バイパスの2期工区開通式が群馬体育館でおこなわれました。次いで、テープカットが雨の中行われました。