2011年11月25日金曜日

バックアップ機能誘致から見た群馬県の可能性

バックアップ機能の観点から群馬県はどのような位置づけにあるのかという石原信雄先生のお話を聞きました。

政府がバックアップ機能を持つ都市として重視している点は、
① 東京と同時に被災することがない
② 災害の蓋然性が低い
③ 東京の中心部から近い
④ 交通基盤の多重性がある

群馬県はどれにも当てはまるようです。各省庁へのアピールと情報の収集が必要であるとのことでした。

2011年11月21日月曜日

高校生販売甲子園

19,20日にたかさきで高校生販売甲子園がありました。
審査員としてしっかり見させていただきました。

全体的に、元気がよく、チームワークもよく、とても楽しく販売していた印象です。
「地元のお店との共同開発」「売り方の工夫(商品説明やお客さんを待たせることなど)」「衛生管理」に気を配れば、さらに良くなると思いました。

中央中等高校が優勝しましたね。チョコと梅のベーグルや焼きまんじゅうメープルパンなど、えーっつというような組み合わせなのに、美味しかったです。

娘はコメのプリンが気に入って、2個も食べました。

2011年11月20日日曜日

高崎保育フェスティバル

24回目の保育フェズティバルが開催されました。500人近い職員・栄養士さん達が81の保育所から集まり、永年勤続表彰と交流会がありました。

乳幼児に陽だまりのような暖かい心で、安心感を安らぎを与えて下さる皆様に感謝したいと思いました。

農業まつり・食育フェスタ

高崎市農業まつりが19日に開催されました。あいにくの雨の中でしたが、農業功労賞や各種表彰、バケツ稲観察ノートコンテスト表彰が行われ、よりよい農作物を作るための惜しみない努力を重ねておられる皆様の姿に感銘しました。
農業まつりでは、美味しいつきたてのお餅やトン汁などの無料配布も行われ、またおいしいおまんじゅう、オランダコロッケ、おやき、柿や梨、梅、農作物、鉢植えなど沢山販売されています。

食育フェスタでは、食育に携わる学生たちのブース、食育をテーマにした野菜の測り体験。歯科医師会のガムを噛んで自分の噛む力を認識する体験などさまざまでした。

とてもたのしいですので、20日は晴天ですので、ぜひ家族で出かけてみてくださいね。

2011年11月16日水曜日

県議会議員研究大会

全国都道府県議会議員の研究大会が、都内で開催されました。
加藤清隆時事通信社解説委員長の講演のあと、分科会に分かれました。

私は「議会の政策立案機能の強化」に参加しました。議員提案の条例の作成の現状と意義、課題などについて、具体的に条例を作成した県議からの事例を交えて伺いました。

政策条例は大切であるが、住民に制限を課すことや、義務を課すことにもなることを考慮する必要があるとの指摘を受けました。

400人を超える議員が全国から集まり、分科会に分かれて熱心に実際の事例を聞き、質疑がおこなわれました。有意義でした。
同時開催の「議会の監視機能の強化」の分科会にもでたかったです。

2011年11月13日日曜日

県立農林大学校

榛の木祭に、子どもと訪れました。
2年制の専門学校で、農業技術や経営(畜産や林業も)学ぶことができます。

祖父母が農家であるという学生が最近は多く入学してくるようになったとのこと。卒業生の4割が就農、6割は農林業関係団体や関連産業、公務員などに就くそうです。

写真や展示がありましたが、メロンの模様が、くまさん(?)やハートなどの模様になるような工夫をしたり、ハートの形のきゅうりがあったり、面白かったです。

子ども達は、乳絞りをさせていただきました。柔らかくて暖かいお乳にさわって、絞れたことが嬉しかったようです。絞っていたお子さん達は、皆、喜んでいましたね。

つきたてのお餅をいただいたり、山盛りの豚汁をいただきました。
学生たちが作った野菜は今日は大根のお味噌汁と、辛味大根をすりおろしました。落花生もおいしかったです。ねぎやサトイモは後のお楽しみにします。

消費者が欲しがる作物を生産して欲しいと思います。若い人たちの様子を拝見し、力強く感じました。

愛の反対は憎しみではなく、無関心です

高崎経済大学での横田夫妻の講演会には、多くの市民が訪れました。とりわけ、若い人の姿が心強かったです。

政府が認定している拉致東あは17人ですが、実際にはもっと多くの被害者がいるようです。
めぐみさんが連れ去られて、34年経ちました。

未だに、そこにいるのに取り戻せない。国民が拉致されている日本以外の国とも連携して、一日でも早く帰国させてなくてはいけないと痛切に思いました。

当日は、温かい日和で、銀杏が黄色く美しく紅葉していました。平和に見える、何事もないような日常でした。でも、この平和に見える日本国内で、他国の工作員によって突然拉致され、忽然と消息を絶たれた人たちがいる。国家とは何だろう、国が国民を守るということは何か、早紀江さんの言葉の意味の深さと重さに、改めて問い直しています。

(タイトル:マザーテレサの言葉)

2011年11月11日金曜日

高崎・玉村スマートインター

高崎市は操車場跡地の続き、高崎・玉村スマートインターチェンジ周辺地区に進出する企業に奨励金を交付することを10月1日に発表しています。

事業用地取得奨励金として取得した土地の取得費の30%。固定資産税や都市計画税、事業税相当額を5年間交付、市民1人当たり新規雇用すると一人あたり20万円。上下水道料金相当額5年間交付などなど。

こうした奨励金制度により、高崎市に企業を招き、雇用の確保を図っています。申し込んでくださった企業の選定作業にあたっては、透明性を確保することが重要です。

2011年11月10日木曜日

横田滋・早紀江ご夫妻講演会

11月12日(土)午後2時から3時30分まで、高崎経済大学で上記講演会があります。
横田めぐみさんのアニメも上映されます。

1977年に新潟市で当時中学1年生だった横田めぐみさんが、下校途中に北朝鮮に拉致されました。
北朝鮮で暮らすめぐみさんは、いまだ、両親にあうことができません。

講演会の問い合わせは、高崎市、あるいは群馬県健康福祉部健康福祉課総合政策係まで(027ー226-2516)

2011年11月9日水曜日

中山間地域の子育て支援

倉渕では、農業を志して県内外から移り住んでくる若い人たちが少しずつ増えているそうです。
高校進学後の通学が子育て世代の悩みの一つになっているようです。

旧高崎市内の高校に通う場合、バスの本数が少ないため時間的の遣り繰りが大変であること、費用がかかること、ばす・電車・自転車と乗り継ぎのための時間がかかることなど、時間面、金銭面、身体面での苦労が多いとのことです。

5月の文教委員会で、遠距離通学をしている高校生に対する費用補助について、質問しました。義務教育である小中学校の場合はバスなどによる通学支援がありますが、高校は選択して通うため、通学補助はありません(但し世帯主の収入による)。

あと1本バスがあれば、楽になる。という意見も保護者の間にはあるようです。

「子育てが大変だから。。」と若い人たちが移り住んでこなくなってしまのではないだろうか。「こんなはずではなかったのに。」とせっかく来てくれた若い親たちが落胆するのではないか。。。若い移住者の相談相手になっている知人は心配しています。

中山間地の子育て支援の在り方は「通学」という視点も必要です。

2011年11月8日火曜日

高崎の農作物への鳥獣被害

高崎市内の農業の方から、鳥獣被害に対する相談を頂いています。吉井、倉渕、鼻高などの地域で、農作物や畑がシカやイノシシ、サルの被害に遭って困っているとのこと。

相手が動物だけに、いつどこに出没してくるのかわからないため、個別の対策が難しく、集落全体の合意を得ながらの対策をしていく必要があります。

主に高崎市が捕獲や対策を中心的に行っていますが、県の西部農業事務所や鳥獣害対策支援センターも協力しながら、大切な農産物の被害を防ぐよう対策を考えていきます。

被害に遭っている農業者たちが、金銭的な負担がかかること、集落の合意形成のための労力をかけなくては進まないというところに、難しさも感じています。

2011年11月7日月曜日

放射線量の測定

東京などで高い放射線量が計測された報道を耳にすると、子供を育てている親にとっては、学校での放射線量についての不安がつきまとってしまいます。

群馬県では5月末から7月末にかけて公私立保育園、幼、小、中、高等学校、中等教育学校、特別支援学校の全施設(1243校)の放射線の測定を県民健康科学大学診療放射線学科講師の指導のもと行いました。
現在、継続して、県内5か所の小学校の校庭を定点観測しています。(結果は県のホームページで)

9月議会の文教警察委員会で、樋の排水口や滑り台など放射線だまりが不安視されている箇所についての測定の実施について県の考えをたずねました。
各市町村が設置する学校ごとに実施していくこと。測定器具の貸し出しなどの支援をしていくとの考えでありました。

そこで、高崎市に対して、すぐに10月中旬に高崎市教育長に考えをたずね、子供の安全と安心を示してほしい旨お願いしました。
高崎市では、11月1日から支所管内、今週から旧市内の幼、小、中学校の不安視されている箇所での測定を始めてくれました。
子どもの安全が最優先です。

TPPは説明不足

全国世論調査でTPP賛成39%、反対36%と拮抗しているとありました。
参加した場合の影響が十分説明がなされていないという意見が78%にのぼったそうです。

10月31日に県民会館で行われたJAなどが主催となった集会に参加し、「TPP亡国論」著者である中野剛志准教授の反対論を伺いました。
1.貿易の妨げとなるのは2.5%の関税よりもむしろ為替であり、米国はドル安誘導をし日本企業の競争力を減殺し、現地生産比率を高める方向に誘導するであろう。
2.TPPに参加しても日本の輸出先は米国しかなく、米国の狙いは日本市場である。(参加国の GDPシェアは日米だけで9割、また他国は国内市場が小さいため)
3.オバマ大統領の横浜での演説や、2011年の一般教書演説では輸出を増やすこと、国内の雇用を促進するための協定の締結を狙っている様な発言がある。
4.米韓FTAでは韓国は不利な立場に立たされている

などなど、、この問題は単なる農業・工業の関税の問題ではなく、日本のさらなる構造改革をせまられるとのことでした。

これについては、早稲田大学の野口悠紀雄先生やお茶の水女子大学の藤原正彦先生の意見も参考になります。

野田総理は、TPPのメリット・デメリットを国民に説明し、十分な議論を尽くす責任があります。


「グローバル化は民主主義が及ぶ範囲を狭めることである」という中野准教授の言葉は残りました。


2011年11月4日金曜日

高崎工業団地の視察

高崎工業団地造成組合の参考にするため、富士山フロント工業団地の視察に行きました。

富士市は人口26万人、富士山麓の良質な地下水に恵まれ、24年度に開通する新東名道路にすぐに接続できる立地条件の良い場所にあります。

さまざまな助成制度を用意し、企業の誘致を行っていますが、円高の影響が大きく響き、募集規模が1万坪以上の区画の販売に苦労していました。

高崎工業団地造成組合の操車場跡地については、幸いにも引き合いが多数頂くことができました。