2011年9月14日水曜日

八木沢ダムと奈良俣ダムに行きました

奈良俣ダムは、堤頂高158mのロックフィルダム。最大毎秒11㎥の水量を利用して最大出力12800kWの発電を行うことができます。新潟県の気候に影響されて、積雪量が大変多いところです。映画「ホワイトアウト」の撮影が行われました。
八木沢ダム。堤頂高131mのアーチ式ダム。最大出力24kWの揚水発電を行うことができますが、現在は16万キロワットが稼動しています。建築後45年を経ております。

首都圏の水がめとしての役割、そして大雨などに備えた河川流量の調整を担う役割、発電によりピーク時の電力需要に対応する役割、と両ダムの役割を再認識してまいりました。

7月の新潟・福島豪雨では、奈良俣ダム、八木沢ダム、藤原ダムの3つで最大9909万㎥(東京ドーム80杯分)の水を貯留し、下流の洪水被害を軽減する役割を果たしました。
ダムは土砂などが流入することにより、使用期間が100年程度といわれることもありますが、両ダムについては流入する土砂の割合は比較的小規模であるため、100年よりはるかに長くダムとしての役割を果たすことができます。


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