2011年10月13日木曜日

放射性物質が人体に与える影響

昨日、大規模震災特別委員会の勉強会で、群馬県立県民健康科学大学診療放射線学部河原田泰尋先生から「放射性物質の人体に与える影響について」お話をうかがいました。

さまざまな視点からの話がありましたが、内部被ばくを防ぐ対応を考えていくことが挙げられました。環境中に拡散してしまった放射性物質(セシウム、ヨウ素)には、神経質になりすぎずに花粉症対策と同様に考えたらどうかと示唆されました。

全県の定期的な観察と正しい情報の提供が必要であること。汚染された汚泥等の処理対策を急ぐこと。生活地域やホットスポットに対して細分化した測定をして確認していくこと。農産物の検査を引き続き行い安全・安心の証とすること。放射能教育を行い、放射能・放射線を正しく理解したうえで対応していくこと。が大切であるとの指摘を頂きました。

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