2012年7月8日日曜日

本紹介・・・コレキヨの恋文

三橋貴明氏著の「コレキヨの恋文」は面白かった。1913年から36年までの間に、高橋是清は内閣総理大臣と7度の大蔵大臣に就任しています。

その間、大正バブル。関東大震災、昭和三陸地震、ライオン宰相(濱口雄幸)登場、昭和金融恐慌、NYウォール街株式大暴落、世界大恐慌、嘘つき禮次郎事件(若槻禮次郎)など、起こりましたが、それが平成の今起きていることと不思議と符号するのです。

それぞれ、現代に何が当てはまるかは本書に書かれています。そうした中で、デフレを脱した
是清の時代を参考に、現代は何をすべきか、小説のような組み立てで、中身はしっかりとした経済指南の本です。

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