2012年6月14日木曜日

北朝鮮脱北者の証言

自民党の県議団研修会で、北朝鮮脱北者をお招きし、話を聴く機会を得ました。

2年前に日本に来た男性は、教師として正式な仕事についていても、食糧が買えず、生きていくことが難しい。配給された食料では足りない。捕まったら死を覚悟して両親と脱北したとの話をしてくれました。

女性は高校3年生の時に帰国事業で北朝鮮に渡り、10年に脱北しました。沢山の餓死者や人権侵害の様子、少なくとも日本に帰りたがっている1800人の日本人妻・夫や6000人の日本人家族を帰国を訴えました。

認定NPO北朝鮮難民救援基金は、北朝鮮にいる日本人・在日朝鮮人9万3千人のうちの脱北を望む人たちに「生きる自由を保障してあげたい」。
脱北した難民を不法入国者・滞在者として、北朝鮮に強制送還している中国が、強化月間を作って脱北者を一軒一軒捜索する様子など話してくださいました。

強制収容所ともいうべき、全巨里教化所の絵を交えての報告書は、まるでこの世ではない恐ろしい様子でした。

県議会もこれまで、「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書」を提出してきました。


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