2012年1月14日土曜日

読んで頷ける「政治家の殺し方」

友人である中田宏さんが書いた「政治家の殺し方」を読みました。酷いものだと驚いたり、その通りと頷いたり。。。お友達や知り合いに勧めたい一冊です。

私が共感した部分をいくつか紹介していきます。
「公共事業悪玉説も、公務員悪玉説もどちらにも立っていない。・・・其々大切な意義があるからだ。ただ、いまの地方財政にはそれらに万遍なく応える余裕はない。・・一理ある重要な施策であるとしても、財政全体を見た場合、子供たちの時代を見据えた予算を組むという価値観が求められる。次世代に持続可能な財政をバトンタッチできなければ無責任のそしりを免れないだろう」

市民の願う財政赤字削減を断行すると、福祉、教育、公共事業、保健衛生、公務員など様々な分野団体から、恨まれることになるということが、とてもよく理解できます。だからこそ、そういう首長に思いきった仕事をしてもらうためには、市民の支えが必要なのだろうとつくづく思いました。

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