2012年3月7日水曜日

有効な少子化対策は?

北村邦夫日本家族計画協会常務理事の講演をモーニングセミナーで聞きました。

北村先生達は、全国の統計調査および男女の生活と意識調査(16歳から49歳までの男女3千人を対象にした調査)を経年で実施しているなかで、少子化の原因をいくつか指摘しています。

・結婚に対して消極的である(婚姻件数と率が減少)
・妊娠の可能性が低下している(妊娠数そのものが減少している)
・性交渉頻度が減少している(性に関心がない若者が増加している)
などを指摘していました。

女性は出生時に200万個以上の卵子があるそうですが、年を経るごとに減少し、20歳から25歳で12万個、26歳から30歳で7万個、31歳から35歳で5万個、36歳から40歳で6万個、40歳から45歳で5千個になるそうです。妊娠率や出産率が急激に減るデータが衝撃的でした。

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