2012年12月13日木曜日

学力調査結果の活用について


 調査結果の活用について尋ねました。

他県の例ですが、平成19年に「基礎」「活用」ともに全国平均を下回っていた小学校が、直ちに職員会議で具体的な対策を検討し、指導改善をした結果、今回、全て平均を上回ったという事例を読みました。手厚い職員配置にもかかわらず、発展的な活用の部分の伸びや改善が図られないということに、危機感を覚えます。
 
こどもの時間は大切です。6年はあっという間に経ってしまいます。
 
調査結果の分析に基づいて、その分析結果をどのように現場の指導に活かしているか尋ねるとともに、全児童を対象にテストを実施し、その結果を教師に示して、教師が自分の指導の結果を直接知ることも改善を図る方法を取ってはどうかと、提案しました。
 
今回の、抽出率は28%(小学校67校、中学校74校、合わせて141校)でしたが、希望で参加した学校が286校あり、84.9%の参加率だったそうです。
 
また、高崎市教育委員会が、学力向上のために地域の力を借りる方針を先日打ち出しました。教育委員会が改善努力を県で一丸となって行うメッセージ性のある施策を打ち出すことも必要ではないかと提案しました。

(なお、一般質問の後になって、文部省が来年度は全学年を対象にテストを実施するという通知を出したと報道がありました。ほんとうによかったと思います。結果を生かしてほしいです。)

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