2012年12月20日木曜日

教育委員の役割について


 職責を果たす時間や体制についての所見を問いました

教育委員長は長く現場で教育の課題に取り組んできた方である.他の委員も教育専門家などであり、「群馬の教育の現状と課題」について深い思いがあるとおもいます。

教育委員会の本来あるべき姿について、教育委員長は「地域社会や企業の意見を聞き、政策決定過程に積極的に関わり」、地域や学校の教育力向上に取り組みたいとの考えを述べていますが、その職責を果たすために、いまの時間や関わり方について、どのように考えているか今回の一般質問で尋ねました。

教育委員会は、12回定例会、1回の臨時会の開催。1時間15分程度の議事の時間。事前に行われる協議会時間を含めても、2時間30分程度の中で、H23年度実績で94件の審議件数をこなしています。審議事項に対して1件10分足らずの時間です。事務局の作った施策に対する質疑に時間を取られてしまい、委員同士の議論を深める時間は十分なのか。「政策のプロセスに関わることが」十分できる体制なのだろうかと感じました。

教育委員会は、群馬の子供たちの教育の未来を決めるものです。「直ぐ対処し、結果を出せる」教育委員会になってほしいと願って質問に立ちました。

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