2012年9月11日火曜日

川場村の里山自然学校

川場村が世田谷区と行っているプロジェクトの話です。

小学校5年生(現在は6000人ぐらい)になると、川場村に建設した2つの施設(中野ビレッジ、ふじやまビレッジ)に2泊3日で農村と自然体験を行います。

およそ25年前から続いているプロジェクトで、子供たちは、夕食作り、山歩き、星を見たりナイトハイクをしたり、川の生き物を観察したり、経験し、村めぐりをして農家に立ち寄りながら農業の話を聞きます。

子供たちだけで、自然の中で過ごし、農家の方とのふれあいをする、素晴らしい教育だと思いました。
中野ビレッジは建物の素敵でした。本当は高崎の子供たちにも、こういう体験をさせてあげたいと思いました。

月から水は小学生、水~金は別の小学校が宿泊し、金から日は世田谷区の区民が宿泊に来るということで、基本的にこの施設を中心にリピーターが来村するようです。

こうした経緯もあり、リピータが多いので、道の駅「川場田園プラザ」を建設しても採算が取れると考えたため、建設が実行されたとのことでした。

世田谷区との交流を通して、農村整備のありかたにも様々な視点でアドバイスを得ているとのこと(たとえば、石積みの棚田を残したかたちでの整備など)
そこに住んでいると気がつかない価値を外から指摘される良い例だと思いました。




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