2012年9月13日木曜日

「いじめ」と「犯罪」は分けて議論すべき

大津市の中2男子生徒の自殺にかかわる事件、埼玉県草加市の中2男子生徒が強要されて校舎の廂から飛び降りた事件、埼玉県川越市で中2の男子生徒が公園で暴行を受けた事件(8か月たった今も意識不明の重体)。

次々と報告される「いじめ」。その中でも、「恐喝」や『暴行」は学校だけでは対応しきれない犯罪ともいうべき事件ではないだろうか?

大人たちの間での出来事なら、飛び降りの強要、繰り返しの金の無心、暴行、は犯罪である。

「問題は、学校教育の中で受け止めて指導すべき狭義の『いじめ』と、学校教育では対応しきれない『犯罪に該当する暴力行為』まで、ごたまぜに扱われてきたことにある」(教育評論家石井昌浩氏)

「いじめ」も「犯罪」も許されない。でも、すべての行為を「いじめ」という言葉で括って表現してしまうところに、暴力行為をエスカレートさせる甘さがあるような気がします。

自殺したり、脅されたり、傷付けられている子供の気持ちを思うと胸がいたくなる。
きっと、現場の先生達は、自分の生徒たちのそれぞれの人間関係に最大限の関心を払っている最中だと思う。いじめの兆候がないかしっかりと確認するのに、今精いっぱいだと思う。

だからこそ、現場にいるせ先生達は、「どう考えているのだろうか」。

そういえば、「援助交際」という言葉、これは実態の醜さをごまかしてしまう表現でしたね。

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