2012年9月15日土曜日

高崎青年経営者協議会55周年記念

本日、高崎青年経営者協議会55周年記念に出席しました。工業関係の中小企業の青年経営者たちの集まりです。

途上国との価格競争や円高により、工業製品の出荷量は設備投資分を大幅に下回り、出荷額も低迷しているとのこと。

工業生産に携わる私の友人と話をすると必ず、技術の先鋭化や技術革新の努力をしても、すぐに途上国に追いつかれる厳しさ、円高や電気代などの生産コストなどで、製品価格の引き下げをしてきたが限界である、という厳しい話題になる。

これまで、リストラやコスト削減努力でしのいできたが、これからの電気代の上昇で、もう体力が続かない。。という仲間の話。

技術開発費補助といった支援へのニーズは高い。そういった県からの補助は歓迎するものの、厳しい競争環境はこれからも持続する。価格競争になると、コアな技術、コアな製品のみ、国内で生き残るが、それには人員削減といった厳しい判断が迫られる。

「日々、技術面の進歩を求めて、前に進んでいる」状態。。。友人を見てそう思う。
何とかならないのか、、、と私も、焦りだけが募っているのです。技術革新、新しい分野への挑戦、口では簡単だけれど、何らかの転換が必要。。

今日の式典では、若い経営者達の勢いが、私の焦りを少し薄めてくれました。

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