2012年9月1日土曜日

藻谷浩介 氏を招いて

自民党1,2期の誠真会で日本総研の藻谷浩介氏を招いて勉強会をおこなった。

群馬県の人口動態の10年間の推移を示されショックでした。0歳から14歳が17%減。15歳から64歳が10%減。65歳以上が21%増。税収減と社会保障費増の原因。

群馬の将来の人口予測を冷静に分析し、将来のこどもたちに資する政案(財政面、町づくりや教育、など)を考えていくべきだとおもいます。

群馬県の売り場面積は90年から15年間で47%増ですが、売上は2.17兆円から2.13兆円と変化なし。個人所得は2.48兆円から2.69兆円と団塊ジュニアの就職の影響で微増しているようです。

日本全体を見てもバブル期に比べて個人所得は増加しているが、全商業施設の売り上げは増えていない。日本人の高齢富裕層は所得が増加しても、実物消費には向かわずに貯めていることが分かる。

90年の日本の輸出額は41兆円、2011年は63兆円と増加。円高になっても輸出は減っていない。
対中、韓、台湾、インド、EU,シンガポール、米に対しては貿易黒字を保っている。日本の赤字は主に石油産油国。
円安になると燃料価格が上昇することになり、国民が苦しむ(中、韓は国民生活に影響している)

まずは、子供が生まれるような環境をつくること。
ー女性が働く社会
ー子育ては男女共同で
ー障害者が何らかの形で誇りを持って働ける職場づくり

など。示唆を頂きました。

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